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GPがなぜ矯正を学ぶか?

スタディーグループGPOが発足して12年を迎えました。


毎回の会員の先生方の症例発表により、様々なディスカションを通し勉強しています。

 

GPがなぜ矯正治療を学ぶか?

GPは総合力が問われます。

患者に対して、例えば、歯周治療だけの知識、インプラントだけの知識、だけでは良い治療を提供できません。

同じ意味で、矯正以外のことも理解できる”臨床のプロ”のGPが、矯正治療を理解し、コントロールできることは大きな意味があります。

また近年アライナー矯正が台頭し、多くの歯科医師が興味を持っています。

インプラントの世界においても過去に誤った歴史がありました。商業ベースのメーカー主導で、あたかも完成された”商品が患者を治します”という、間違った誘導を歯科医師、患者に対して行なってきました。

歯科矯正の世界も同じです。その商品の特性を知らずして導入すれば患者もろとも先生方は奈落に落とされます。そのようなアライナーに対する正しい知識を持つためにも、従来の矯正の知識と特性を学び、そして、アライナーを敬遠するのではなく、学ぶのが学問の王道で、ワイヤー矯正を知らずともアライナーから学ぶ、というこれから流行るGPの考えは間違っています。いざという時のためにリカバーする能力も必ず必要です。


スタディーグループGPOおかげさまで、会員数も増え130名を超え、
皆様のご期待を強く感じております。

会員発表とともにミニレクチャーという形態をとって、
毎回皆様に何か小さなお役に立てる情報を考えてみたいと思います。

会員の発表でも、顧問の先生方のコメントを通じて毎回勉強になります。

現在、コロナ禍のなか、Zoomを使用した勉強会になっており、遠方の先生方には好評です。

今年も矯正治療を臨床導入される先生方のバックアップに力をいれ、
相談の形式も取って行きたいと思います。

全く知識が無くても矯正に興味がある先生、

これからも矯正治療の腕を上げていきたい先生は、2ヶ月に一度の貴重な時間ですが、

一緒に学びましょう。

ご参加をお待ちしております。

 

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​代表 米澤大地




(GPO=General Practitioner's Orthodontics):(一般開業医による矯正歯科)

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